本年も下記の通り、報恩講法要を勤修させていただきます。「報恩講」は、浄土真宗の教えを開かれた“ご開山・親鸞聖人”のご命日の法要です。親鸞聖人のお徳を偲ばせていただくと共に、今日まで連綿と承け継がれてきたお念仏の教えに、私自身が遇わせていただいていることを慶ぶ、浄土真宗で最も大切な法要です。

仏教の教えは、様々な苦悩を抱えて生きている私自身が聞かせていただく教えです。そして私の「いのち」は、何時どうなるか分からない無常の存在です。だからこそ、先人方は、「仏法は急いで聞きなさい（仏さまの教えは、世間の用事をさしおいてでも、あなたの「いのち」がある間に、早く聞かせていただきなさい）」と教えてくださいました。仏さまの教えを聞くことによって、私の心が育てられ、生きていく力が養われていくからです。

皆さまには是非、お寺へお参りいただき、仏さまの教えをお聞きいただければ幸いです。ご参詣を心よりお待ちしています。

　　　　　　　　　　　　　　　記

【日　　　時】　　　  令和6年 11月4日 （月・祝）

❖午前の部

　午前 9時30分　　　 受　付

　午前10時00分　　 　勤　行（おつとめ）

　午前10時40分　　 　み堂演奏（パドマ合唱団による仏教讃歌）

　午前 11時00分　　　 法　話

　午後12時00分ごろ　 終了予定

❖午後の部

　午後1時30分　　 　受　付

　午後2時00分　　 　勤　行（おつとめ）

　午後2時40分　　 　み堂演奏（パドマ合唱団による仏教讃歌）                            
　午後3時00分　　　 法　話

　午後4時00分ごろ　 終了予定

【法　　　話】　　　　大阪大谷大学　名誉教授　　　

廣臺寺御住職（大阪）　　　梯　信暁先生